フリーランスになって1年経った

気づいたら、フリーランスになってから1年経っていました。 社会に出る前からフリーランスになる可能性は高そうだなと思っていたものの、踏ん切りがつかなかった自分が1年フリーランスできたことに対して、昔の自分は驚く気がします。

フリーランスになって

フリーランスになる前は以下について心配していました。

  1. 実力的な意味で自分がやっていけるのか
  2. お金の交渉をできるのか
  3. 仕事は取ってこれるのか
  4. 限られた時間で成果を出せるのか

1については、厳密には他人が決めることなので正確なことは言えません。ですが、話している感触としてはやっていけていると勝手に思っています。 他のフリーランスを見ていると、やっていきかたは人によって様々で、得意分野に特化して技術的な意味で役に立っているパターンもあれば、普通に機能開発を手伝っているパターンもあります。他人がしたことで社員が喜んでいるのを見たりして、「こういうのが喜ぶのか。喜ばれる目的に対してコスパがいいので記憶に残しておこう。」など、うまくやっている人を見て私も学んでいます。フリーランスの方は持ってるスキルも色々な意味で様々なんですが、スキルが原因でクビにされてるのは「今のところ」は見たことがないです。

2については、自分の場合は意外と出来ました。出来たというよりは、堂々とほしい金額を言っただけで払ってもらえている、といったところです。 わたしはこの1年のうちに3社経験していて(いずれも準委任です)、その中には金がある企業全然ない企業両方含まれています。 その前提で、すべて言い値で通りました。 ほしい金額を言うことがまず大切だなということを痛感しています。

3については、仕事を取りに行かずに済んでいる、という状況です。私はサラリーマンとして3社経験しています。そしてその3社で知り合った方々も色々なところへ散っていってます。私はサラリーマン時代に真面目に働いていたおかげかこの状況下なおかげか知り合い経由でお誘いが断続的に来ます。中にはお誘いを断っても定期的に移る気がないか確認してくる人もありがたいことに存在しています。 知り合いが重要というのは本当でした。

4については、自分の中ではまだ最大限ではないなと思っています。 まず業務時間については、サラリーマンで言うところの残業はそのまま損失なので、現在では、それを1mmもやらないようにし、業務してるとき以外は業務に関することをなるべく考えないように徹するようになりました。 また、今は2社から仕事を受けていますが、業務内容もまるっきし違いますし、1週間のうちに業務が切り替わるのもすごいコンテキストスイッチが発生します。 これらの前提、且つ、単位時間を1週間とみなした場合、サラリーマンとやっていたときと比べて単位時間あたりのパフォーマンスが落ちている気はしています。

不安はある

やはり不安なのは、いずれ誘ってくれる人がいなくなったらどうしようというのは常に頭にあります。 なので、1社1社、誠実に働かないといけないなとたまに考えたりします。 いつまでできるのかはわからないですが、どこかに入社したいなと思うまではフリーランスを続けようと思います。